初心者必見!レンタルで始めるおすすめトランペット解説♪ (2025年10月版)
こんにちは!中古管楽器レンタル・買取・販売のお店「ミュージック・ラグ」のねこ店長です。
本記事をご覧の方は、「これからトランペットを始めたい!」という方や、「以前にトランペットを吹いていたけどブランクを経て久々にトランペットを吹きたくなった!」という人が多いのではないでしょうか。
本記事では、そうしたトランペット初心者の方や、久々のトランペットで初心者同然かも…という方向けに、当店で取り扱っているレンタルトランペット商品の中からおすすめのレンタルトランペットを、各トランペットごとの特徴も交えながらご紹介していきます♪
なお、そもそもトランペットを始める(再開する)にあたり、トランペットをレンタルするか、それとも夢のマイトランペット!を購入するかでお悩みの方につきましては、別記事にてレンタルを選ぶメリットとデメリットを、購入する場合と比較して解説していますので、是非参考にしてみてくださいね。
ミュージック・ラグレンタルトランペットおすすめランキング♪
【第1位】YAMAHA(ヤマハ) YTR-4335GSⅡ(レンタル料金5,000円/月)


第2位は、日本が世界に誇る総合管楽器メーカーのYAMAHA(ヤマハ) YTR-4335GSⅡです!
YTR-4335GSⅡは、現行のスタンダードシリーズの楽器で、シリーズ内では最上位のモデルです。トランペットのベル(朝顔部分)素材は、イエローブラス(銅:亜鉛=70:30)が最もスタンダードですが、本器は新設計により軽量化されたゴールドブラスベル(銅:亜鉛=85:15)が採用されており、より豊かで多彩な音色を作ることができる基本性能のしっかりしたトランペットです。
ゴールドブラスはイエローブラスと比べると、息の吹き込みにやや抵抗感があるので、最初は少し吹きづらさを感じるかもしれませんが、しっかり楽器を鳴らせるようになれば、長くあなたの求めている音楽表現に応えてくれる頼もしい楽器になってくれるでしょう♪
YAMAHA(ヤマハ) YTR-4335GSⅡの商品ページはこちら
【第2位】V.Bach(ヴィンセント・バック) Vincent SP 菊本和昭氏選定品(レンタル料金7,000円/月)


第2位は、トランペットブランドの代表格ともいえるV.Bach(ヴィンセント・バック) Vincent SPです!
ヴィンセント・バックは、プロ・アマ問わず数多くのトランぺッターが使用している、現在はコーン・セルマー社内のブランドの一つです。
本器は、現在は製造終了しているV.Bach(ヴィンセント・バック)のハイコストパフォーマンスモデルで、上位モデルの180シリーズと初心者向けのTRシリーズの中間に位置づけられる楽器です。
180シリーズとの違いとしては、ベルが#72の2枚取り(180シリーズ定番の#37ベルよりパワフルで暗めの傾向。2枚取りは1枚取りと比べ製造しやすく、中級モデルまでの楽器に採用されることが多い。)、マウスパイプがゴールドブラス製の#43(180シリーズの#25よりオープンで抵抗が軽めの傾向。)、1本支柱(180シリーズは2本支柱。支柱が少ないほうが抵抗が弱く、息が吹き込みやすくなる傾向。)であることから、程よい抵抗感を感じつつも、初心者から中級者の方でも息を入れやすく吹きやすいモデルとなっています。第1位のYTR-4335GSⅡと同じく、長くつきあっていける大変ポテンシャルの高いトランペットです♪
V.Bach(ヴィンセント・バック) Vincent SP 菊本和昭氏選定品の商品ページはこちら
【第3位】YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335S Xeno(レンタル料金9,000~11,000円/月)



第2位は、YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335S Xenoです!
YTR-8335Sは、YAMAHA(ヤマハ)のフラッグシップモデルXeno(ゼノ)シリーズの定番モデルトランペットです。力強く量感のあるサウンドと繊細な音楽表現を実現するための絶妙な抵抗感は、演奏者に新たなひらめきをもたらしてくれ、上級者の求める音色にも存分に応え、表現してくれるトランペットです。
上級者向けと聞くと、初心者の方は尻込みしてしまうかもしれません。実際に、支柱が2本であることや、音色をより豊かにし音楽表現のキャパシティを広くするために楽器自体が重く作られているため、初心者の方には、息の吹き込みの抵抗感を強く感じられることがあります。
しかし、初心者の頃からしっかり息を吹き込み、音色豊かに演奏することを心掛けて練習すれば、必ずそれに応えてくれるトランペットです♪
なお、当店では、YTR-8335S相当のトランペットとして、Xenoの現行(第4世代)モデルのほか、第3世代と第2世代(型番はYTR-8335USⅡ)をご用意しています。もちろん世代を追うごとに改良されていますが、第3世代、第2世代もフラッグシップモデルのXenoの名に恥じない素晴らしいトランペットですので、是非お試しください☆
YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335S現行モデル(Xeno第4世代)の商品ページはこちら
YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335S(Xeno第3世代)福田善亮氏選定品の商品ページはこちら
YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335USⅡ(Xeno第2世代)佛坂幸男(咲千生)氏選定品の商品ページはこちら
【第4位】XO(エックスオー) GX-2 SP 高橋敦氏選定品(レンタル料金5,000円/月)


第4位は、XO(エックスオー) GX-2 SPです!
日本におけるSchilke(シルキー)(トランペットのハイエンドメーカーの一つ)などの輸入販売元である株式会社グローバルが開発、プロデュースしたブランドであるXO(エックスオー)は、同社と台湾屈指の総合管楽器メーカー功学社(KHS)との研究開発の元に誕生したブランドです。
XOの楽器は、YAMAHA(ヤマハ)やV.Bach(ヴィンセント・バック)等の大手楽器メーカー・ブランドの製品と比べ安価なモデルが多いですが、そのクオリティには定評があり、大変コストパフォーマンスの高いブランドです。
本器は現在は生産完了しているXOの旧モデルの中でも初心者向けのモデルですが、定番のイエローブラス製ベルは1枚取り(通常エントリーモデルはコストを下げるため2枚取りベルが多いです。)で、主管抜き差し管支柱も2本設置されており、最初から本腰を入れてトランペットを練習したい方にも十分応えられる楽器となっています♪
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【第5位】YAMAHA(ヤマハ) YTR-2330S(レンタル料金3,000円/月)


第5位は、YAMAHA(ヤマハ) YTR-2330Sです!
YTR-2330Sは、YAMAHA(ヤマハ)の現行スタンダードシリーズの中でエントリーモデル(初心者向けモデル)として位置づけられている楽器です。
YAMAHA(ヤマハ)の楽器は、さすが安心の日本製の地をいく商品が多く、本器も初心者向けモデルと言えど、初心者が演奏しやすい重量バランスと操作感を備えつつ、音色や音程も安定しているモデルとなっています(海外メーカー・ブランドでは、中級者以上モデルでも音程を取るのが難しい楽器もあります。)。演奏の基礎をしっかり固めていくにはうってつけのトランペットです♪
当店のレンタル料金も、中級者以上モデルと比較して、お安く設定していますので、できるだけコストをかけずにまずはトランペットに触れてみたいという方は、是非お試しください☆
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~番外編~
上記ランキングのほかにも、当店では様々なおすすめレンタルトランペットをご用意しています!ここからは、番外編として、特定の特徴、ジャンルなどに焦点を当てたおすすめトランペットをご紹介します♪
番外編1.プロトランペット奏者のお墨付きでさらに安心♪選定品トランペット!
楽器店などで、楽器と一緒にサインの入った「選定書」が飾られているのを見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「選定書」は、一流のトランペット奏者の方が同じモデルの楽器を吹き比べて、「この楽器は特に質の高い楽器としてお墨付きをつけても良い!」楽器であるとして、選定したことの証明として、選定した方のサイン入りで作成されるものです。この選定書がついた=プロのトランペット奏者によってえらばれた楽器のことを「選定品」と言います。
最近のトランペットは、有名メーカー・ブランドであれば、以前よりも個体差は少なく、全体的に質の高いものになってきていますが、職人の手作業が入る工程は、今もなお残っていますので、どうしてもわずかな個体差は出てきてしまいます。
楽器の練習を始めたての頃は、なかなか思うように音が出せず、「楽器に問題があるんじゃないか…」なんて思ってしまうこともあるかもしれません。そして、実際のところは、初心者では判断がつかないと思います。
そんな時、選定品のトランペットであれば、「楽器が悪いのかも…」なんて余計な心配に悩まされることはありません!むしろ、プロのトランペット奏者の方が選定された良質な楽器であることが保証されているので、あなたがあきらめずに頑張って練習を続ければ、きっと楽器も応えてくれます。
当店では、レンタルトランペット商品のラインアップに、多数の選定品をご用意しています♪より安心感をもって、腰を据えて練習に打ち込みたいという方は、是非ご利用ください!
①YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335S(Xeno第3世代) 福田善亮氏選定品


YAMAHA(ヤマハ)のフラッグシップモデルXeno(ゼノ)シリーズの定番モデルトランペットの第3世代の楽器で、元東京都交響楽団首席奏者で、現在は札幌交響楽団首席トランペット奏者を務める福田 善亮氏の選定品です♪
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②YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335GS(Xeno第3世代) 高橋敦氏選定品


同じくYAMAHA(ヤマハ)のフラッグシップモデルXeno(ゼノ)シリーズの定番モデルトランペットの第3世代の楽器で、東京都交響楽団の首席奏者である高橋 敦氏の選定品です♪
①のYTR-8335Sの材質がイエローブラス製なのに対し、YTR-8335GSはゴールドブラス製で、より音の豊かさにフォーカスを当てたトランペットとなっています。
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③YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335USⅡ(Xeno第2世代) 佛坂幸男(咲千生)氏選定品


同じくYAMAHA(ヤマハ)のフラッグシップモデルXeno(ゼノ)シリーズの定番モデルトランペットの第2世代の楽器で、元NHK交響楽団首席トランペット奏者の佛坂 幸男(咲千生)氏の選定品です♪
型番名がYTR-8335USⅡと、Sの前に「U」が入っていますが、実質的には①のYTR-8335Sの前モデルにあたるトランペットです。
YAMAHA(ヤマハ) YTR-8335USⅡ(Xeno第2世代) 高橋敦氏選定品の商品ページはこちら
④V.Bach(ヴィンセント・バック) 180ML37GBSP 古田俊博氏選定品


世界中で初心者からプロプレイヤーまで幅広く使用されている定番トランペットの1つであるV.Bach(ヴィンセント・バック)のStradivarius(ストラディバリウス)モデル、シリーズ180のゴールドブラス製銀メッキ仕上げのトランペットで、東京フィルハーモニー交響楽団の首席トランペット奏者である古田 俊博氏の選定品です♪
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⑤V.Bach(ヴィンセント・バック) Vincent SP 菊本和昭氏選定品


世界中で初心者からプロプレイヤーまで幅広く使用されている定番トランペットの1つであるV.Bach(ヴィンセント・バック)のハイコストパフォーマンスモデルで、上位モデルの180シリーズと初心者向けのTRシリーズの中間に位置づけられる楽器で、NHK交響楽団の首席トランペット奏者である菊本 和昭氏の選定品です♪
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⑥CADESON(カドソン) TR-2000RG ルイス・バジェ氏選定品


サックスで有名な台湾の楽器メーカーCADESON(カドソン)の上位モデル”Shu”シリーズのトランペットで、キューバ出身のジャズトランぺッターであるルイス・バジェ氏の選定品です♪
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⑦XO(エックスオー) GX-2 SP 高橋敦氏選定品


日本におけるSchilke(シルキー)などの輸入販売元である株式会社グローバルが開発、プロデュースしたブランドであるXO(エックスオー)のトランペットで、東京都交響楽団の首席奏者である高橋 敦氏の選定品(選定時は新星日本交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)ご在籍)です♪
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番外編2.ポップスやジャズなどを楽しく吹きたい方におすすめ♪ポップス向け仕様のトランペット!
トランペットが活躍する音楽ジャンルは多岐にわたります。日本ではもっともポピュラーな形態の吹奏楽では、クラシック音楽から流行りのJ-POP、おしゃれなJAZZなど、幅広く演奏する機会があります。
どのトランペットも、特定のジャンルの曲は演奏できないということはありませんが、演奏者側の技術としては、クラシック曲を表現豊かに演奏する場合と、時にシャープに時にメロディアスにポップス曲を演奏する場合とでは、求められるものも異なってきます。
そのような演奏者の要望に対し、トランペットの仕様を変えることで、より楽器が出せる音の方向性を特定の方向に寄せることができます。
これからトランペットを始める方の中には、ポップス曲をカッコよく吹きたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方におすすめの、ポップス曲向きな仕様のトランペットをご紹介します♪
①YAMAHA(ヤマハ) YTR-83 アトリエチューン


YAMAHA(ヤマハ)の楽器ではありますが、YAMAHAのカタログには載っていない山野楽器オリジナルモデルの通称83(ハチサン)シリーズと呼ばれているモデルです。
83シリーズは、ボビー・シュー氏のシグネチャーモデルであるYTR-6310Zをもとに、日本が誇るハイノートトランぺッターのエリック・ミヤシロ氏などの意見を取り入れたモデルで、ラウンドクルークの主管抜き差し管、マウスピースレシーバーに取り付けられたウェイト、主管抜き差し管及び2番管へのリバース式の採用等により、より息の通りが滑らかになり、少ない息で反応良く演奏することができます。
本品には、エリック・ミヤシロ氏モデルのマウスピース2本が付属しますので、是非吹き比べてみてください♪
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②V.Bach(ヴィンセント・バック) NEW YORK 7 GL


V.Bach(ヴィンセント・バック)のトランペットは、1965年から現在に至るまでアメリカ合衆国のインディアナ州にあるエルクハート工場で製造されていますが、それ以前はニューヨーク州に工場を構えていましたが、このNEW YORK 7は、ニューヨーク工場製造時代の1930年代に大変人気のあった#7ベルの「ニューヨーク・バック」を復刻したモデルです。
本器の特徴として、前述の#7ベル(ライトウェイト仕様、フレンチビードフラットリム)、ライトウェイトボディ、#7マウスパイプ、Lボア、ナローチューニングスライド、逆相式3rdトリガーストップロッドなどがあげられ、仕様としてはジャズやポップス向きの楽器のように見えますが、クラシック奏者にも人気が高く、紹介の趣旨に反して、幅広いジャンルに対応できる楽器です(笑)
V.Bach(ヴィンセント・バック) NEW YORK 7 GLの商品ページはこちら
③F.E.Olds & Son(オールズ) Recording R-10


アメリカを代表する楽器メーカーとして名を馳せ、現在でもJAZZ愛好家から人気の高いF.E.Olds&Son(オールズ)のヴィンテージトランペット、Recordingモデルの楽器です。
2番バルブのオフセット配置やトリガー式3番管など、人間工学に基づいたような構造になっていることが特徴的な楽器で、1番管や2番管の蟹目にはシェルが埋め込まれており、見た目もサウンドも非常に味のある楽器です。
F.E.Olds & Son(オールズ) Recording R-10の商品ページはこちら
トランペットを始めるならミュージック・ラグの楽器レンタルサービス♪
上記おすすめ商品のほかにも、様々なメーカー・ブランド、価格帯のレンタルトランペットをご用意しています。
また、楽器本体のほか、マウスピース、ミュートやスタンド等のアクセサリー類もご用意しています。
ご希望のお客様には、無償でメンテナンス用品セットもレンタルしていますので、お手元に届いたその日から、すぐにトランペットを始められます!
是非、ミュージック・ラグの楽器レンタルサービスで、楽しい音楽生活をスタートさせてみてください♪
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